簡単・にんにくのみじん切り
福音館という出版社が出している、たくさんのふしぎという子供向けの月刊誌がありました。(今でも継続しているみたいですね!)
世界の面白い話題を薄い冊子にしてあって、子供向けナショナル・ジオグラフィックといったところでしょうか。
当時なかなか売れっ子のイラストレーターさんや作家さんが参加されていたように思います。
ある号で、イラスト付きで世界の料理を紹介している記事があって、その中でイランの料理や生活について書かれているものがありました。妙に印象に残っていて、大人になってからふと思い出しました。
イランでは料理の際、まな板を使わないそうです。きゅうりなんかの野菜をみじん切りにする際も、端を残し、縦と横にまず切れ目を入れてから切っていくそうです。
にんにくに応用してみましたが、飛び散らないし、にんにくの匂いが手に付くのも少なくて済みます。
なおタローはこのやり方で玉ねぎもみじん切りにしています。(玉ねぎの場合は縦に短冊切りの様にスライスするだけで良いのですが。)
子供の頃の微かな記憶が数十年を経て繋がっていく・・・。少し感慨深いです。
にんにくの端を少し残し、スライス。
さらにそれを90度、別方向からスライス。
千切りになりました!
最後にみじん切り。
にんにくの汁が指についた時はすぐに流水で洗い流すと、多少匂いが取れます。匂いが残った場合は諦めて、料理する者への勲章だと思いましょう。